いい言葉を増やそう!
5つのストロークで生活を豊かに
皆さんこんにちは。え~…「ストローク」については
今回で最後に致しますので、これだけお付き合い下さい…。
前回は「心のお財布」についてお話をしました。
私たちは手持ちのストロークを使ってコミュニケーションを行います。
従って、お財布の中がマイナスだ らけの人は
「マイナスのストローク」を使ったやり取りが多くなります。
マイナスはマイナスを呼びますから「負のループ」に
陥りやすくなります。このような 事態を避けるためにも、
日常生活では「プラスのストローク」の交換を心がけたいものですね。
「頭では分かるんだけど、どうすれば…」という方も少なからず
いらっしゃるかと思いますので、ひとつご紹介したいと思います
「FIVE・JHOZU」
私はこれを「FIVE・JHOZU」と呼んでいますが、
簡単に言ってしまうとストロークに対する姿勢のひとつですね。
①褒め上手
誰かと話をしていて褒めてあげたいポイントがありましたら、
積極的に褒めましょう。人にプラスのストロークを与えることは豊かな人間関係を築く第一歩です。
②求め上手
私たちの中には、自分から「こうして欲しい」と言ってやって貰うことよりも、言わずにやって貰うほうが嬉しいと感じる人が少なからずいます。確かにサプ ライズの要素も加わり嬉しさは増えるかも知れません。しかし、その期待を裏切られた時のショックと言ったら…。交流分析では前者も後者もストロークに変わ りはないとしています。それでしたら自分から明るく楽しく相手に求めたほうが良いと思いませんか。
③受け上手
私たち日本人は謙遜の文化があるせいか、褒め言葉を素直に受け取ることが苦手です。しかし、豊かな人間関係にはプラスのキャッチボールが不可欠です。相手 からのプラス球を拒んでしまってはキャッチボールとは言えません。相手からの褒め言葉は素直に「ありがとう」と受け取りましょう。
④拒み上手
たまに「何でそんなこと言うの!?」と思うような発言を平気で投げ掛けてくる人がいます。そのようなマイナスのストロークに反応をしても良いことはありません。相手から「イヤだなぁ」と感じるような言葉を言われたときはサラリとかわすようにしましょう。
⑤遊び上手
私たちは常にストロークを消費して生きています。自分のキャパを超えた行動には特に多くのストロークを必要とします。そんなとき自分自身に「甘える な!」とか「もっと頑張らなければ…」とか言っていませんか?そんなことが続けばストロークは枯渇し、いずれはひきこもりになってしまうかもしれません。 時には頑張った自分にご褒美(プラスのストローク)をあげることも必要です。
さて、これまで豊かな人間関係を築く五箇条「FIVE・JHOZU」をご紹介してきましたが、これは「やらなければならない」ものではございません。しかし、自分の人間関係をもう少し円滑に進めたいと感じている方は日常生活の中で心がけてみてはいかがでしょうか。
また、このコラムを執筆している、私、松本が交流分析講座を開催しています。
1回の体験講座と3回の本講座がございます。ぜひお気軽にご参加ください!
交流分析に少しでも興味がある方、お待ちしています(^^)
みなさんの生活に役立つキッカケとなれるよう、一緒になって頑張ります!
それではまた次回。
執筆:松本敦 【講座:全5回で学べる‼交流分析講座】
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